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第178回 分散型預金とブロックチェーン その2

ヤスの第四次産業革命とブロックチェーン
…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… 第178回 分散型預金とブロックチェーン その2 …━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… ▼今回の記事 まずいつものように、ビットコインを中心とした仮想通貨の全体的な動向を紹介する。いくつか興味深い動きがある。 今回は「分散型預金」のその2として、この分野で注目されているプロジェクトを一挙に紹介する。 しかし、「分散型預金」をメインのサービスとして提供しているプロジェクトは少ない。預金者が同時に借り手になるケースも多いので、資産(預金)と債務(ローン)とのバランスを管理する機能を持つプロジェクトが注目されている。また、利益が出た場合の税の計算を自動的に行うサービスも注目されている。そこで今回は、枠を広げ、「分散型預金」と同時に、資産と債務の管理、そして税の自動計算などのサービスを提供しているプロジェクトも紹介する。 ▼ビットコインを中心とした仮想通貨の動き 今週も、ビットコインを中心とした仮想通貨には顕著な動きがあった。それらのなかで、投資家がSNSで注目している動向について紹介する。投資家のアクセス数の多い記事は、「ツイッター」や「テレグラム」などのSNSで注目度の高いキーワードの分析から分かる。これは、SNSを分析しているいくつかのサービスが提供している。こうしたトレンドを見ると、投資家の行動も予測しやすくなる。次のようはものが、今週のトレンドであった。ビットコインを中心とした仮想通貨はまだまだ強き相場が続きそうだ。 ●機関投資家のビットコインの流出 今週で目だった動きのひとつは、1000BTC以上を保有する機関投資のビットコインの流出である。 現在、仮想通貨の市場は2兆ドルに達しており、そのうちビットコインは時価総額の44%%以上を占めている。一方イーサリアムは、18%程度となっている。しかし今回、ブロックチェーンデータ分析会社の「CoinMetrics」が公表したデータによると、5月には、1000BTC以上を保有するアドレスの数が、2月の2500から2100程度に減少していたことが分かった。 これは8月でも状況には大きな変化はないようだ。8月中旬、ビットコインは6週連続で機関投資家の資金流出を記録し、1週間で2200万ドル以上の資金が流出した。これは、デジタル資産の流出期間としては、2018年以降で最長となった。 SNSでこれは一部の投資家が、近い将来、ビットコインの大幅な下落を示唆するものではないかと悲観的に見るメッセージも多かったものの、ビットコインの相場はこの予想を裏切り、5万ドルの王台に迫る動きをしている。これは、機関投資の保有するビットコインの総量そのものは、逆に増大していることにある。 その理由は、「モルガン・スタンレー」、「ブラックロック」、「ゴールドマン・サックス」、「JPモルガン」などの国際的な投資銀行や金融サービス会社が、ここ数カ月の間にビットコイン関連のサービスやファンドを立ち上げているからだ。この分野の最大級の機関投資家である「グレースケール・ビットコイン・トラスト」は、410億ドル近くまで投資を拡大させている。このような大手ファンドがビットコインへの投資額を増やし、それが機関投資家の流出にもかかわらず、ビットコイン相場の上昇に拍車をかけているようだ。 ●流出した機関投資家が向かった先 では、流出した機関投資家はどこに行ったのだろうか?仮想通貨や、「NFT」を含む暗号資産の市場全体から去ったのだろうか?実はそうではないことがはっきりしている。
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  • ヤスの第四次産業革命とブロックチェーン
  • 昨年から今年にかけて仮想通貨の高騰に私たちは熱狂しました。しかしいま、各国の規制の強化が背景となり、仮想通貨の相場は下落しています。仮想通貨の将来性に否定的な意見が多くなっています。しかしいま、ブロックチェーンのテクノロジーを基礎にした第四次産業革命が起こりつつあります。こうした支店から仮想通貨を見ると、これから有望なコインが見えてきます。毎月、ブロックチェーンが適用される分野を毎回紹介します。
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