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知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード
vol. 084
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みなさん、こんにちは!ITジャーナリストの牧野武文です。
今回は、ゲーム業界の動きについてご紹介します。
中国のゲーム業界は、これまでテンセントがリーダーとなり成長してきました。テンセントは、有望なゲームスタジオを買収や投資をすることで傘下に収め、それを自社で配信するという戦略を取ってきました。買収、投資の対象は中国国内だけでなく、海外のゲームスタジオにも及び、テンセントは売上高では世界最大のゲーム企業になっています。
しかし、そのテンセント帝国に反撃の狼煙をあげるゲームスタジオが現れ始めました。「原神」を開発、運営するmiHoYoがその代表格です。テンセントの投資を拒絶し、中国だけでなく、海外に配信することで運営していくという道を選んだのです。原神は、中国だけでなく、米国、韓国、ブラジル、日本でもヒットゲームになっています。
なぜ、テンセントを拒絶するニューウェーブのゲームスタジオが登場したのでしょうか。なぜ彼らはテンセント以外の道を選ぶのでしょうか。
さらに、バイトダンス、アリババもゲーム市場に参入し、テンセントの牙城が揺らぎ始めています。
今回は、現在の中国のゲーム業界に何が起きているのかをご紹介します。
知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード vol. 084
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▼目次▼
テンセント帝国の終わりの始まり。ゲーム業界に起きている大きな地殻変動
小米物語その3
アリババ物語その3
今週の「中華IT最新事情」
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