第647回 日本でも食糧危機は起こるのか?前半、国防総省関係者の証言

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…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… 第647回 日本でも食糧危機は起こるのか?前半、国防総省関係者の証言 …━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… ▼今回の記事の要約 今回はメインテーマとして、読者の方からリクエストのあった日本において近い将来食糧危機が発生する可能性について書く。長くなるので、記事を2回に分けた。今回は前半である。 実は筆者は、日本でも食糧危機が比較的に近い将来にやってくるのではないかと思っていた。しかし、今回改めて調べて見ると、食料の供給が途絶えるという意味の食糧危機が日本で起こる可能性は低いことが分かった。その結果を書く。 北半球の異常気象、新型コロナウイルスのパンデミックの影響による食料のサプライチェーンの寸断などの影響により、食料全般の穀物価格は急上昇している。一部の国では食料不足の深刻な懸念も出て来ている。そうした状況を見ると、近い将来日本にも食料危機が到来してもおかしくないようにも見える。心配になることは間違いない。 しかし、結論から言えば、食料の供給が不足するという意味での食糧危機は日本では当面起こる可能性は低いようだ。もちろんブラックスワン型の予想外の突発的な危機があると、そのような形態の食糧危機もあるのかもしれないが、そうでもない限り、食糧危機は起こらないだろう。当面は心配しなくてもよいと思う。 むしろ日本の食糧危機は、新型コロナウイルスのパンデミックによる相対的な貧困層の増大が引き起こしている格差である。市場における食料供給には問題がなくても、食料を買うことのできない人々が増えているのだ。 次に、米国防総省出身の関係者によるUFO情報の解説を紹介する。早ければ日本時間の6月26日にも米国防総省は上院に向けてUFOに関する報告書を提出する。その内容を予想させる内容が、国防総省出身の関係者によって明らかにされている。それを紹介する。 ▼近い将来、日本で食料危機が起こるのか? それでは早速今回のメインテーマを書く。近い将来に日本で食糧危機が起こる可能性についてである。 いま世界の食料価格が急上昇し、10年ぶりの高水準を記録している。代表的なものの対前年度比の上昇幅は以下のようになっている。 ・トウモコロコシ 61% ・大豆      60% ・植物油     74% ・小麦      12% ・砂糖      54% このような食料価格の急騰を見ると、かねてから懸念されていた世界的な食糧危機が始まったのではないかと懸念してしまう。事実、そのような声はネットにあふれている。 いま懸念されているグローバルな食糧危機とは、地球温暖化による環境破壊が臨界点に達し、1)異常気象、2)水源の枯渇、3)利用可能な農地の縮小などが原因となり、農業生産が長期的に低減する状況を指している。いわば農業生産の限界点である。この水準に達してしまうと、増加する人口に食料の供給ができなくなるので、世界各地で集団的な飢餓が発生する。もちろん供給量が絶対的に減少するので、食料価格は高騰する。 これが起こる可能性は何年も前から懸念されてきた。いま起こっている穀物などを中心とした食料価格の急騰は、こうした食糧危機の最初の前兆ではないかと見られているのだ。果たしてそうだろうか? ●食料高騰の直接的な原因 しかし、今回の食料価格の高騰の原因を見ると、これが懸念されてきた食糧危機の前兆ではないことが分かる。そのおもな原因は次のようなものだ。 ・トウモロコシ、大豆、小麦 これは中国が養豚拡大のため飼料用穀物の購入を増やしているものの、主要な産地である北米や南米が、不安定な天候から収穫が一段と減るとの見方が強まった結果だ。穀物価格の急騰は、これを飼料としている畜産業にも大きく影響し、食肉価格全般を高騰させる原因にもなっている。 ・食物油 また加工食品などに使う植物油の高騰だが、これは消費量が最も多いパーム油が、主産地の東南アジアの生産量が伸び悩んだ結果である。バイオディーゼルなど燃料の需要が膨らむとの期待もあり、植物油がそちらの用途に振り向けられているのだ。
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