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セクシー心理学GOLD 2021-04-21
第670曲
「疲れた」は「飽きた」だけ。
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こんにちは。ゆうきゆうです!
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
今回は、こんな話をお届けいたします。
◆ あなたのやる気のなさは、何が原因?
さてあなたは、毎日やる気が湧いていますか?
または今の仕事や、今の勉強を、好きですか?
自分に合っていると思いますか?
もしその答えがNOなら…。
今夜の話は、劇的に参考になると思います。
◆ ただ単に「飽きた」だけ。
実はミュンヘン大学のラインハルト・ペクランは、学生を対象にしてアンケー
トを取りました。
すると大学の講義に「飽きた」学生は、その92.3%が
講義にたいして「やる気を失った」と答えていたそうです。
すなわち本人が「やる気を失った」と思っていても、実はただ単に「飽きてい
ただけ」という可能性もあるのです。
たとえば一つの仕事をずっとやっていたとします。
このときに「もうこの仕事疲れた…」「もうこの仕事に情熱を失ってしまった…
」なんて思う人もいるかもしれません。
しかしそれ、結局のところ、ただ単に「飽きた」だけであるというわけです。
◆ 食事や異性で思うなら。
たとえるなら、食事と同じです。
毎日毎食、同じ食事をずーーーっと与えていると、その人はもしかして
「何か、食欲がなくなってきた…」
「食べることへの情熱がなくなってきた…」
なんて思うかもしれません。
しかしそれは結局「飽きた」だけ。
別の食べ物を与えると、突然に食べ始める可能性もあります。
また異性への気持ちなども同じです。
同じ相手とずっとデートしていたり、またはずっと暮らしていたりすると、も
しかしてその相手に慣れが生じてしまう可能性もあります。
そのときに
「あぁ、もう自分は枯れてしまった」
「異性への気持ちが落ちついた」
なんて思うこともあるかもしれません。
しかしそれも結局、やはり「飽きている(失礼ですが)」だけだったという可
能性もあります。
その結果、別の魅力的な異性を見つけたときに、衝撃を受けてしまいます。
「あぁ、忘れていた恋の気持ちを思いだした…!」
「今まで失われていた情熱を、この人が思い出させてくれた…!」
そんな風に必要以上のインパクトを感じてしまい、それゆえに「本気」になり
すぎてしまう可能性もあるのです。
でも実は、重ねてそれは「今の相手に飽きていた」というだけ。
決して「異性への気持ちを失っていた」というわけではないのです。
このあたり、非常に面白い心理だと思うのですが、いかがでしょうか。
すなわち人間は、個別の対象にたいする慣れや飽きを、
「すべてにたいするやる気」にすり替えてしまうわけです。
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