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第184号.初めて厚年に加入する人の在職老齢年金と、年金財政を救うための高齢者と女子の雇用促進。

事例と仕組みから学ぶ公的年金講座
さて、年金財政が破綻してるというような話がまことしやかに囁かれて、もう何十年となります。 確かにもう昭和45年から高齢化が本格的になり、少子化も昭和50年から本格的になってきました。 全体の人口が減る(今は1億2千万ですが、2100年は6000万人くらい)のに高齢者の人口は2060年あたりまで増え続け、若い人の人口は少子化で減るので、そうなると年金の負担がますます増えていく事になります。 単純に考えたらそれじゃあもう年金制度は持たない…と思ってしまう所ではありますが、従来の年金とは違って、入ってくる保険料収入(プラス一定の割合の税金)の中でしか支給しない事になっています。 人間で言えば毎月入ってくるお給料の中でしか費用は払わないと、財布の紐を堅くした。 平成16年改正前は「このくらいの年金を支給する。じゃあそのためにはどのくらいの保険料負担をお願いしようかを決める」という流れでした。 その痛みは現役世代中心でした。 そうすると少子高齢化の中では際限なく保険料負担が上がっていきます。 景気も悪いしそんな保険料負担できないよ!と反発も強くなっていったので、平成16年に保険料の上限を決めたから、その範囲でしか年金は支給しませんという事になった。 その痛みは受給者へと風向きが変わっていった。 たとえば保険料100万円あったとしたら、受給者が5人だったら20万円ずつ支給ねと。 とはいえ受給者世代は増える、現役世代は減るという状況の中ではその100万円を10人20人で分けるような事になる。 一人の手取りが減るような状況になる。 じゃあどうやって改善しようかと考える時、本来は受給者になるはずの高齢者の人が少しでも長く働いて保険料を納めて、年金を支える側に回る機会を増やすという方向に向いていった。

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  • まぐまぐにて公的年金に特化したメルマガ。 制度の仕組み、年金計算の流れ、年金の歴史、考え方、年金と関連して把握しておかなければならない社会の出来事など幅広く主に事例形式で考察していきます。 年金はその時だけの制度を見ればいいものではなく、様々な事が複雑に絡み合っています。 このメルマガを読んでいれば自然と年金に対する理解を得る事が可能です。 高齢者から子供まで全国民の生活に直結する年金制度を一緒に考えていきましょう。 まぐまぐ大賞2年連続受賞(2020知識ノウハウ部門4位、2021語学資格部門2位受賞)。
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