vol.066:ネットの中心はテキストからショートムービーへ。始まりつつある大変化

知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード
  • 2021/04/05
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード vol. 066 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ みなさん、こんにちは!ITジャーナリストの牧野武文です。 今回は、中国で起こりつつあるインターネットの大きな変化についてご紹介します。 15秒のショートムービー共有プラットフォーム「TikTok」のことはどなたもご存知かと思います。このTikTokは、開発したのが北京のバイトダンスであり、中国では抖音(ドウイン)という名称であることもご存知だと思います。 このショートムービーという発想は、一種の発明でした。ライバルに「快手」(クワイショウ)が登場したばかりでなく、テンセントのWeChatも視頻号(チャネルズ)というTikTokそっくりの機能を追加しました。YouTubeまでYouTubeショートというサービスを始めています。 抖音は若い女性のダンス映像でヒットをしたとよく言われ、それはその通りなのですが、今ではニュース映像や科学知識の解説映像、商品紹介映像、寸劇コント、日常の報告映像などあらゆる映像が投稿されるようになっています。ジャンルの幅はYouTubeと変わらなくなっていて、そのほとんどが15秒から1分程度のショートムービーなのです。 ニュースを知りたい時も、テキストの記事を読むより、ショートムービーを見ることを好む人が増えています。商品紹介もテキストと写真の説明より、ショートムービーの方がわかりやすい。 そういうことから、インターネットの中心的コンテンツが、テキストと写真の時代が終わり、ショートムービーになるのではないかと思えるほど広がり始めています。 それは単なる一時期の流行ではないようです。バイトダンスが、ショートムービー用の検索エンジンの開発を宣言するなど、中国のテック業界は、テキストベースのインターネットからショートムービーベースのインターネットへと大改造する動きが始まっています。 今回は、今、中国で起こりつつある、インターネットの大変化についてご紹介します。 知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード vol. 066
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