韓国外交、米中間を漂流する本当の理由 中国覇権信じる「時代錯誤」

勝又壽良の経済時評
  • 2021/03/18
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文政権の異色外交路線 中国が世界覇権握る? 暴走した日本軽視外交 米国バイデン政権の登場が、米中関係に不可逆的な対立をもたらすことは明らかだ。米同盟国を一丸として、中国へ対抗する姿勢を明確にしたからだ。その萌芽はトランプ政権によって始まったが、欧州やアジアの同盟国を束ねて中国へ対抗する本格的態勢づくりまでに至らなかった。ただ、トランプ政権下で「インド太平洋戦略」のクアッド(日米豪印)の足並みを揃える、準備作業は行なわれていた。バイデン政権が、それを引継ぎ拡張する動きを矢継ぎ早に進めている。 文政権の異色外交路線 韓国では、バイデン政権によるクアッド結束が、中国を対抗相手にすることを明白にしてきたことから参加を渋っている。中国の報復を恐れているからだ。文政権は2017年、中国に対して安全保障上の「三不合意」を軽率に行なった。米韓同盟という安全保障条約を結びながら、米国の「敵方」になる中国へ、こういう不注意な約束をする事態は想像もできないことであった。自衛権は、国家固有の権利であるからだ。
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  • 勝又壽良の経済時評
  • 経済記者30年と大学教授17年の経験を生かして、内外の経済問題について取り上げる。2010年からブログを毎日、書き続けてきた。この間、著書も数冊出版している。今後も、この姿勢を続ける。
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