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第178号.本当なら令和3年度年金額は下がらないはずだったのになぜ0.1%下げたのか(その他重要事項)

事例と仕組みから学ぶ公的年金講座
こんばんは! 年金アドバイザーのhirokiです。 令和3年度の年金額が0.1%減額となりました。 令和3年度の物価変動率は0.0%で上がりも下がりも無し、賃金変動率は0.1%の下げとなりました。 平成16年の改正から年金額の変更ルールが変わったんですが、平成16年改正からのルールだと本当なら年金額は変更なしのはずでした。 ところが令和3年度からのルール変更で、物価は上がるまたは下がってない状態の中で、賃金は下がってるような場合は賃金の下げ幅に合わせる事になりました。 今までは物価が上がったけど、賃金が下がった場合は前年度の年金額に据え置きというルールだったんですよ。 例えば物価は1%上がったけど、賃金は0.2%マイナスという場合は年金額は据え置き(前年度と変化なし)というルールでした。 年金は減額にはならないけど、本当なら年金受給者を支えている現役世代の賃金が下がってる以上に年金を支給してるような状態になってたんですね。 本当なら現役世代の力である賃金の伸びが0.2%下がってるのに年金を下げずに据え置いたら、現役世代の力を超える給付をしてしまう事になる。 でも令和3年度からは上記のように物価は1%上がったけど、賃金が0.2%下がったなら0.2%の賃金の下げに合わせようというルールになったんです。 令和3年度からは年金受給者を支える現役世代の賃金の力を超えないような仕組みに動いたという形ですね。 なので令和3年度の年金額は0.1%減額となった。 老齢基礎年金の満額は令和2年度は781,700円でしたが、780,900円に変わりました。 この780,900円という数字を見ると、年金額の原点に戻ったなあとちょっと個人的に感慨深いんですよ(笑)

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