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知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード
vol. 056
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みなさん、こんにちは!ITジャーナリストの牧野武文です。
今回は、中国のネット広告についてご紹介します。
今、ネット広告は踊り場を迎えています。広告トラッキングなどのテクノロジーが進みすぎ、プライバシー侵害との問題が議論されるようになりました。アップルは、プライバシーを侵害する広告手法を許さないという強い姿勢を見せています。また、欧州ではGDPRというデータプライバシー保護の厳しい規制を始めています。
中国では広告とプライバシーの衝突の問題は起きていませんが、その代わり、広告詐欺の問題が次第に深刻になってきています。広告市場での売り上げの5%近くが、不正広告業者の手に渡っているという試算もあります。
その一方で、ビリビリやTik Tokでは、広告もコンテンツのひとつと考え、消費者が見たくなる広告コンテンツ制作に挑戦をし、特に、Tik Tokのバイトダンスでは、従来とは次元の異なる広告効果をあげることに成功しています。
今回は、中国のネット広告の世界にどのような不正、詐欺が行われているのかを紹介し、新しい広告のあり方を示す例として、ビリビリとTik Tokのインストリーム広告をご紹介します。
知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード vol. 056
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▼目次▼
広告のコンテンツ化が進むビリビリとTik Tok
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