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スピーチコーチ・森裕喜子の「リーダーシップを磨く言葉の教室」
2020年12月4日(土)
スペシャル号外(2)
リーダーのメッセージとただの話は紙一重〜菅総理1204会見応援考察
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こんにちは。
スピーチコーチの森裕喜子(もりゆきこ)です。
昨日4日、
菅総理の会見がありましたので、関連して号外をお届けします。
お読みいただいている皆さんに
リーダーとして言葉や発信力を見たくためにはどうしたらよいのか?
自分ごとにしていただくための具体例として
誰もが見聞きしている総理の発信をお借りし、
国のトップリーダーと
経営者、リーダーの皆様を応援する目的で書いています。
変革の時代にこそ、
仕事も人生も自らの力で切り開いていけるように、
ご自身の可能性を広げ、周囲に届けていく発信力を磨きましょう。
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本日のテーマ:菅総理12/4会見の考察
・1分で読めるまとめ
・記者会見室は「官邸と国民をつなぐ窓」
・総理から出た2つの言葉
「安心感と将来への希望」
「もっとしっかりと発信できるように」
・どう発信したら伝わったか?「メッセージ」と「ただの言葉」は紙一重
・メルマガ会員特典:自分の言葉を磨く
・お便りお待ちしております
・次回トークライブのお知らせ
・編集後記
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<1分で読めるまとめ>
昨日12/4金曜の夕刻、総理官邸で菅総理の会見。
だが、国民に伝わってくるようなメッセージはなかった。
ただ、メッセージになりうる言葉はあった。
今ほどリーダーがメッセージを出すことが求められているときときはない。
具体的対策を考え行動を起こすことがリーダーの役目。
同時に、みなで危機に立ち向かっていけるよう心をひとつにメッセージも
発信するのがリーダーである。
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菅総理の会見は、
新総理として就任時に会見をしたのが1回目、今回は2回目。
安倍前総理は同じ期間に10回も会見をしてそうで、
比較すると圧倒的に少ないと言えます。
この回数についても、
また、内容についても「発信力不足」と書いているメディアもあります。
確かに、このコロナ禍というタイミングにおいてこそ、
リーダーのメッセージが必要。
他国のトップは動画メッセージまで出すくらいなのに、
日本はそういうものがありませんね。
なぜなんだろうか。
菅総理はぶら下がりではよく話していらっしゃいますけれど、
あれは記者と話しているわけで、
国民にきちんとしたメッセージを伝えるという設定ではありません。
他国トップのように、カメラ目線で直接国民に話しかけるスタイルを
取り入れても良いのではないかと思われますが、
まだそういったものもありません。
お話している菅総理の様子は、
国会が終わり、当然お疲れであったようです。
ちょっとお声にも元気がないようにお見受けしました。
ですが、よ〜く見ると、
言葉に力がこもっているところ、
思いを込めようとされているところなど、少なからず想いを感じる場面もありました。
でも、メディアで流される際にはそのような繊細な部分は
伝わりきらないことは明白。
編集されて前後関係が読み取れないこともありますし、
場の空気も伝わってきません。
総理はこの会見で何を伝えたかったのか?
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