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第39回 『鬱05 重度の鬱であっても3ヵ月で回復した実例02』 前編

- Arcadia Rose -「 K 」のセルフカウンセリング&心理セラピスト講座 上級編
- Arcadia Rose -「 K 」のセルフカウンセリング&心理セラピスト講座 上級編 第39回 『鬱05 重度の鬱であっても3ヵ月で回復した実例02』 前編 みなさん、こんちには。 Arcadia Roseの「 K 」です。 この度は『セルフカウンセリング&心理セラピスト講座・上級編』を 購読していただきまして、どうもありがとうございます。 今月はシリーズ鬱です。今回は私の実体験をお伝えしていきます。 心療内科の医師は「回復まで2、3年掛かる」と言いましたが、 私は、その重度と診断された鬱を2、3ヵ月で回復に成功しました。 これは私が実際に行った方法で「驚異の回復」の実例です。 これを知ることで鬱の「正体」がより明確に見えてきます。 がんばってください。 それでは、はじめましょう。 ――――――――――――――――――――――――――――――――― <鬱の回復は「成功実例」から学ぶ> ――――――――――――――――――――――――――――――――― 鬱からの回復を目指すのであれば、 実際に回復に成功した実例を知ることが重要です。 何ごとも『成功実例から学べ』です。 【鬱も、通常の悩みや問題の解決と基本は同じ】 実際に回復に成功した実例には、 学ぶべき要素がたくさんあります。 成功実例をしっかり理解し、 大切な要素を拾い上げていきましょう。 ――――――――――――――――――――――――――――――――― <重度の鬱がわずか2、3ヵ月で回復した実例02> ――――――――――――――――――――――――――――――――― 前回の講座でB氏は精神病院に強制入院させられる程 重度の鬱であっても、2、3ヵ月程で回復しました。 重度の鬱であっても適切に対処することで、 数か月でも回復することが出来るわけです。 【重度の鬱と診断されても、数か月で回復できる】 これは一般的には言われていないことであり、 にわかに信じ難いことかも知れませんので、 もう1つの重度の鬱の回復の実例を示します。 その実例とは、私「 K 」自身の実体験です。 医師はかなりの重度の鬱と診断しましたが、 私も、B氏と同じくわずか数か月で回復しています。 そして、偶然にもB氏と似た対処法を選んでいます。 どうやらこの「似た対処法」というものが、 重度の鬱を圧倒的に早く回復させる要素のようです。 どこが似た対処法かを考えながら読み進めてください。 心療内科の医師は私にハッキリと、かなり重度なので、 「回復までに2、3年ほど掛かります」と言いました。 しかし、私は【独自の対処法】を実行して、 「わずか2、3ヵ月で回復しました」 その『驚異の実例』をお伝えしていきます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――― <重度の鬱が2、3ヵ月で治った驚愕の実例> ――――――――――――――――――――――――――――――――― それでは、重度の鬱が わずか2、3ヵ月で直った驚異の実例をお伝えします。 重度の鬱と心療内科の医師に診断されたにも関わらず、 薬を飲まず(薬を飲めば悪化しますが)回復しました。 これは私が東京でインディーズの ロック・ミュージシャンをしていた頃の出来事です。 この頃、音楽のことだけを考える生活をしていました。 私はボーカル&ギターでしたので3年間一日も休まず、 毎日2時間以上のボイストレーニングをしていました。 通常のボイトレは20分ほどが1セットですが、 私は「人の6倍やれば上手になるだろう」と考え、 1日にボイトレを6セット実行しておりました。 これはかなり無茶なので真似はしないで下さい。 その為、背筋にすごく負担が掛かり、365日 毎日、背中が筋肉痛で疲労が溜まっていました。 当時は、とにかく自分の夢を叶える為に、 過酷なトレーニングを続けていました。 ところが、ある日、突然の最悪の変化が訪れました。 私は過労でぶっ倒れてしまったわけです。 その結果、なんとも長年努力を重ねて来た夢を 諦めざるを得ない状況となってしまいました。 ぶっ倒れただけならば、よかったのですが、 この時、「声が出なくなってしまった」のです。 これはボーカリストとして完全にアウトです。 日常で普通にしゃべる声は出るのですが、 歌で使う音域の声が全く出なくなりました。 正直、この時のショックは例えようのない程 とてつもなく大きなショックでした。 毎日一日も休まずに、3年間ボイトレを続け がんばっていたのに、声が出なくなったのです。 これでは、当然、歌は歌えません。 突然のこの悲痛な変化に大きく戸惑いました。 これまで本当に全てを音楽に費やしてきたので、 「他の人生を生きる」選択肢も考えつきません。 そもそも「他に出来ること」も見当たりません。 突然、これまで立っていた足元の全ての地面が、 崩れ落ち立つべき場所が無くなってしまいました。 「あ、終わったな、これは……」 とてつもなく大きなショックに襲われました。 「自分には他に何もない」 「完全に全てを失ってしまった」 「他に出来ることも何もない」 と、極度の自信喪失の状態に陥りました。 私にとって信じがたいほどの苦痛でした。 正直、「あぁ、人生が、終わったな」と思いました。 結果、気力を失い何も出来なくなってしまいました。 「まったく何もやる気がでない」無気力状態です。 ところが問題は「気力喪失」「自信喪失」「心が重い」 と言った精神的な不調だけではありませんでした。 ことのはじまりが、ぶっ倒れたことだった為、 「頭痛」「めまい」「たちくらみ」「だるさ」「吐き気」 と、身体にもいろいろと不調になっていました。 最初は、むしろ、この体調不調の方が問題でした。 完全に体調を崩し1週間ほど横になっておりました。 私は、もともと身体はかなり丈夫でしたので、 このような状態になったことにとても驚きました。 「一体、俺はどうなってしてしまったのか……」 さすがに「これは身体がおかしい」と感じたので、 私は近くの総合病院の内科に行ってみました。 ところが、内科の診察と検査の結果、不可解にも、 「どこにも異常なし」と言われました。 むしろ、検査の結果は『健康』だと言うのです。 少し「疲労」を示す数値が出ているだけでした。 これだけ「頭痛」「めまい」などの症状があるのに、 身体的には、どこにも異常が見られませんでした。 すると、内科の医師は、 「心因性症状かと思います。心療科へ行ってください」 と言いました。 総合病院なので同じ建物内に心療内科もあります。 私は、そこの院内の心療内科にも行ってみました。 そこで、心療内科の医師に状態を話しました。 すると医師は「重度の鬱です」と診断しました。 私 「え、鬱なのですか?」 医師「ええ。かなり重度の鬱です」 医師はそう言いました。 「まさか鬱になるとは、しかも重度とは……」 私は自分が重度の鬱になるなどとは、 微塵も思ってもいなかったので心外でした。 「いやいや、俺が鬱ってことはないだろう」 と、思いましたが、とりあえず、話を聞きました。 すると、医師は精神薬を飲むように勧めてきました。 しかし、私は精神薬の危険性を知っていたので、 薬を飲むことを拒否しました。 ところが、医師は薬を飲むようにさらに勧めます。 当然、私は薬を拒否しました。 それでもなお、医師は執拗に薬を飲ませようと、 私を説得しようとしてきました。 そこで、私は医師に、一応、質問してみました。 私 「薬を飲むと、どれくらいで治るのですか」 医師「2年から3年ほど、かかります」 と、医師はこう言いました。 私「(え?2、3年?何を言ってんの?)」 私「(医者だろ?医者なら3ヵ月で治せよ)」 と、当時の私は、普通にそのように思いました。 「冗談じゃない。たとえ重度の鬱であろうと、 さすがに3年も経てば、そんなの自然に治るだろう。 それなのに、3年も危険な薬を飲ませられるのはおかしな話だ」 確かにそうです。 3年という年月は、あまりにも長い年月です。 小学六年生だった子が中学に入り、 もうすぐ高校生になろうとするほどの長い年月です。 それだけ長い年月が経てば、 薬など飲まずとも、絶対に自然に治るはずです。 私「(薬など飲まずとも、3年あれば普通に治るだろ)」 私「(3年なんて遅すぎだろ。この人やぶ医者か?)」 私「(3年も掛かるとは、どれだけ能力が低いのか)」 私「(この医者は、どれだけ、治す力が無いのだ)」 3年も掛けないと治せないとは能力が低過ぎです。 もはや、その医師は完全に素人だと感じました。 その時、私は体調はとても悪かったのですが、 失礼ながら正直な話、本当にそう感じました。 さらに、一応、尋ねてみました。 私 「薬以外で治す方法はないのですか」 医師「薬は……」 私が医師に薬以外の方法はないのか質問をすると、 医師は全くその質問に答えず薬を勧めてきました。 薬以外の方法の話が1つも出てこないのです。 「この医師はダメだ。薬以外の方法を尋ねているのに薬のことばかり話している。この医師には明らかに鬱を治す力はない。薬を飲ますことしか頭にない。薬さえ出しておけばイイと思っている。この医師の指示に従えば、3年間薬漬けにされるだけだ」 私はそう考えました。 「心療内科の医師は鬱を治せない」 私よりも、この医師は能力が劣ると感じましたので、 「この医師ダメだ。もう自分で何とかしよう」と、 もちろん精神薬も飲まず心療内科に行くのも止め、 自分自身で直すことにしました。 その結果、この重度の鬱は薬も飲まず通院もせず、 3ヵ月後には、すっかり回復してしまったのです。 一体、私はどのように回復に至ったのでしょうか。 それでは、その経緯をお伝えしていきます。

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