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『 田中優の未来レポート 』
第219号/2020.9.30
http://www.mag2.com/m/0001363131.html
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「生物が作った惑星」
(以下抜粋)
・・・そんな地球の気候変動の中で、人間にいったい何ができるのかと思うかもしれない。しかしその大変動も温室効果ガスがもたらすのだ。その最大の二酸化炭素の、 土壌の炭素貯蔵量が一番大きい 。 樹木そのものの持つ二酸化炭素の約五倍も貯蔵 するのだ。原始大気の二酸化炭素を減らし、酸素をふんだんに作り出したのが森であり、その森を育む土壌の保持する二酸化炭素量は、森林の貯蔵量の5倍なのだ。合わせて6倍だ。これが生物の陸上進出を許し、化石燃料を作り出した。
もしその森林が保持する炭素分が材木となり、住まいとなって使い続けるならば、炭素は保持される。そして住まいとして使った後には家具として使うというようにカスケード利用し、様々に再利用した後に「ガス化燃焼」で不完全燃焼させれば「 炭 」として炭素の8割ほどが残る。それをまた土壌を豊かにするために用いれば、燃やされない限り土壌中に炭素分は保持されたままになる。
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