●昭和の政治家、二階幹事長の作る日本とは?
このメルマガの8月1日号で、GO TOトラベルを前倒しで強硬に推進したのは自民党
の幹事長の二階俊博氏であり、この二階氏は過去に政治資金に関する様々な疑惑が報
じられたことがあるとご紹介しました。
二階氏は、今回の自民党総裁選では、いち早く菅氏支持を打ち出し菅氏の好感を得て、
幹事長のポストをさらに歴任することになっています。
この二階氏は、昭和の政治家ともいえる古いタイプの政治家です。
それがもっとも顕著に表れているのが、公共事業です。
二階氏が自民党の重役に就くようになってから、二階氏の地元である和歌山県の公共
事業が異常に激増しているのです。
二階氏が経済産業大臣として予算の策定に最初に関わった2009年度予算では、
なんと4300億円もの公共事業が国から和歌山県に投じられることになってい
ます。
これは北海道に次いで全国で第二位の金額です。
筆者も当初この数字を見たときは、桁を一つ間違っているのではないかと思い、
二度確認したほどです。
この年は東京への国からの公共事業費が3800億円なので、東京の公共事業費
よりも大きいのです。
人口900万人以上を擁し日本の首都である東京よりも、人口90万ちょっとの
一地方都市に過ぎない和歌山の方が公共事業の金額が多いのです。
どう考えても法外な支出です。
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