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「誰が何のためにGOTOトラベルを推進したのか?」「会社と業務委託契約を結べば税金が劇的に安くなる」

大村大次郎の本音で役に立つ税金情報
  • 2020/08/01
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7月22日からGO TOトラベルキャンペーンが始まりましたね。 各地で新型コロナの感染者が急増しており、過去最高を記録する自治体もある 中で、 「こんな時期に始めなくても」 と国民の大半が思ったはずです。 またGO TOトラベルに使う金があったら、医療関係者にボーナスを支給したり、 PCR検査の拡充、人工呼吸器、エクモの補充、集中治療室の増設や、失業者も 増えているのだからそういう人たちの手当てに使うべきじゃないか、と思った のは筆者だけではないはずです。 一体、誰が何のために、この時期にGOTOトラベルを推し進めたのでしょうか? 今回はそれを明らかにしたいと思います。 このGO TOトラベルを強力に推進してきたのは、自民党幹事長の二階俊博氏と みられています。 幹事長というのは、自民党でNO2のポストだとされています。 ざっくり言えば二階氏は、自民党で二番目に偉いわけです。 そして二階氏は、全国旅行業協会(ANTA)の会長を30年近く務めており、 また自民党の観光立国調査会の最高顧問でもあります。 観光族議員のラスボスという存在です。 二階氏の政治団体は、複数の観光団体から470万円の献金をうけていること がわかっています(週刊文春・2020年7月30日号より)。 いずれにしろ、自民党幹事長という立場からみても、GOTOトラベルにおける責任 は逃れられないはずです。 この二階氏は、観光業社からの470万円の献金だけではなく、これまでも数々 の利権関係の疑惑が報じられてきた人なのです。 筆者は別に、独自の取材をして二階氏の悪事を暴こうというわけではありません。 今から書くことは、過去に新聞や雑誌等で報道された記事を整理しただけです。 それでも「こんなに利権関係の疑惑がある人なの?」とびっくりするほどのこと がでてくるのです。

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  • 大村大次郎の本音で役に立つ税金情報
  • 元国税調査官で著書60冊以上の大村大次郎が、ギリギリまで節税する方法を伝授。「正しい税務調査の受け方」や「最新の税金情報」なども掲載。主の著書「あらゆる領収書は経費で落とせる」(中央公論新社)「悪の会計学」(双葉社)
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