再燃した香港での米中戦争リスク
米国が売った喧嘩を中国が買ったとも言えますが、香港の自由を奪い中国化を進める意図の中国による「国家安全法案」は、米国の対中国強硬論をさらに刺激します。まさに中国は「火に油を注いだ」可能性があります。
「全人代が国家安全法案」
中国は長らく延期されていた全人代(日本の国会に相当)を先週22日に開会しましたが、ここで香港マカオの監督強化、中国化を意図した「国家安全法案」を提示し、世界を驚かせました。これはいわば日本が戦前に発布した「治安維持法」に相当し、国家の分裂、転覆を意図した行為を厳しく取り締まるもので、これを香港に導入すると、「一国二制度」は崩壊し、香港の自由は完全に消滅します。
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