なし崩しに定年が延長になっていた黒川という検事長がかけマージャンをやって辞職することになった。
検事長が法を犯したことを認めたそうだが、おそらく起訴はされないという見方で一致している。
この国の法律のおかしなところは、守れないような法律を作って、本当に重い罪以外は気に入らない人間をつかまえるというシステムになっているところだ。
たとえば、誰も30キロ制限など守っていない道でも、30キロというあり得ないような制限速度を設ける。
そして警察が金儲けをしたいときだけ、ネズミ取りをやって、運が悪い人だけつかまる。
地元の人はみんなネズミ取りのことを知っているので捕まらないが、よそ者がつかまるという形になることもある。
法律は作った以上、みんなが守らないといけないはずなのだが、これでは、お巡りさんが見ていなければ、守る必要がないとか、守る奴がバカということになってしまう。
立法府の人も法律を作るだけむなしいはずなのだが、実際は役人が作るのでノーチェックだ。
選挙で立法府の議員を決め、自分たちに必要な法律を作ってもらうというのが民主主義の基本のはずなのだが、選挙で選ばれていない役人が、自分たちの利権を大きくするために、守れないような法律(というか、過半数の人が当たり前に守らないような法律)を決め、警察や検察を通じて、気に入らない人だけを捕まえる。
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