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李朝と同じ改革無関心、既得権益集団が支配する社会、コロナ後の失速は確実

勝又壽良の経済時評
  • 2020/05/18
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仏革命のジャコバン派と瓜二つ 韓国2大特権集団の凄い怒髪力 低い新薬開発力で治験段階の涙 高い自営業比率が示す前近代性 韓国は、いろいろな顔を持っている。民主化運動で軍事政権を倒したという歴史が、その後の韓国に錯覚と傲慢をもたらしたことは事実だ。この民主化運動の立て役者が、現在の文政権を支える「86世代」である。1960年代に生まれ、1980年代に学生生活を送り、民主化闘争で火焔瓶を投げまくった学生運動家である。 単に、学生運動家だからと言って批判するのではない。日本の政治家でもそういう経歴の人たちはいる。日本の場合、社会へ出て諸々の経験と知識を積んで政治の途に入ったという経歴が大半だ。韓国の学生運動家は、卒業後に在野の社会運動に身を投じ、系統だった政策立案の経験を積んでいない人たちが多いのである。 要するに、「86世代」は韓国の世直しに成功したという錯覚で、好き勝手な政策を行い、韓国の社会や経済を混乱させているのだ。そのことに、国民が気付いていない点にも大きな問題がある。

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  • 勝又壽良の経済時評
  • 経済記者30年と大学教授17年の経験を生かして、内外の経済問題について取り上げる。2010年からブログを毎日、書き続けてきた。この間、著書も数冊出版している。今後も、この姿勢を続ける。
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