株の2番底リスクは米中緊張からか

マンさんの経済あらかると
  • 2020/05/11
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株の2番底リスクは米中緊張からか  大恐慌以来というコロナ危機の中で、米国株は「半値戻し」を実現しました。このままさらに上を目指すのか、「2番底」を見に行くのか。大恐慌の時はFRBの早すぎる引き締め転換が「2番底」の要因となったことを今のFRBは認識しています。このため「2番底」があるとすれば、経済の再開を機に、感染の再拡大が原因になるとの見方が多くありました。しかし、ここへきて米中関係の悪化が引き金になる懸念が強まっています。 「コロナで米中融和が壊れた」  特に、米国内で新型コロナウイルスの感染者数が100万人を超えるころから、トランプ政権の対中批判が一層強まりました。ワシントンからは「中国産ウイルス」とか「武漢ウイルス」という言葉が使われ、中国がこのウイルスを武漢研究所でつくり、政府が対処を誤って世界に感染を広げた、という嫌疑をかけています。ポンペイオ国務長官はそれを裏付ける多くの証拠があるとさえ言っています。  これに対して、中国政府はむしろ米国軍が新型コロナウイルスを中国に持ち込み、ばら撒いたと反論しています。専門家筋によると、新型コロナウイルスを作ったのは武漢研究所だとしても、中国が単独でこれを作る技術はなく、米国系の大手企業の研究者が協力したと見ています。中国はだからこそ強気の反論をしていると言います。
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