第207号:「新型コロナウイルス」にどう対処すればいいのか

田中優の‘持続する志’(有料・活動支援版)
この「コロナウイルス」の特徴で大事な点は、「 エンベロープ型 」と呼ばれる薄い膜に包まれている点で、この「エンベロープ」が破られるとウイルスは活性を失い、「不活化」(生き物で言えば死ぬこと)させることができる。この「エンベロープ」は一部の物に対しては脆弱で、例えば私たちの胃液(強酸性)に触れれば分解し、濃度の高いアルコール(70%)に触れても分解する。分解したウイルスはそのまま膜の中に持っていた遺伝子(RNA)が流れ出て不活化する。 そして 石鹸のような界面活性剤にも弱い 。界面活性剤とは例えば「水と油」のような反発して混じらない液体の界面(接している面)を活性化して混ぜ合わせてしまうものを言い、そのせいで極にある油と水を混じらせてしまうものを言う。それが溶け合うのだから「膜」として機能しなくなって遺伝子(RNA)を流出させる。 だから胃液の壁を通らない呼吸器系に感染させるのだ。手洗い・マスクが大事だというのはこの呼吸器からの感染をしない・させないための対策だ。 (中略) これを簡単に言ってしまうと、 若者たちを封じ込めるのではなく少しずつ感染させ、それによって抗体免疫を持つ人を増やすことで、新型コロナウイルスに対する免疫を持つ人を増やすことで壁にしよう という考え方だ。 確かに抗体まで持つ人たちは今すでに生まれており、一回感染した人たちが同じウイルスに再感染したという記録はない。すると体験者が盾になって未感染者を守るかもしれない。しかし問題なのはその感染の速度をコントロールできないことだ。
これはバックナンバーです
  • シェアする
  • 田中優の‘持続する志’(有料・活動支援版)
  • 環境活動家、田中優(たなかゆう)の有料・活動支援版メルマガです。地域での脱原発やリサイクルの運動を出発点に、環境、経済、平和などのさまざまなNGO活動に関わり、日本で初めてのNPOバンクを作りました。経験と知識と綿密なデータを基に、独自の視点で生み出した社会の新しい仕組みづくりのヒントや国内外を取材したお話をご紹介します。頂いた購読料の一部を、次の社会を作るための活動資金にさせて頂きます。 ★まぐまぐ大賞2017 専門情報部門にて【第1位】 ★まぐまぐ大賞2018 専門情報部門にて【第2位】 ★まぐまぐ大賞2019 専門情報部門にて【第3位】 を頂きました!
  • 550円 / 月(税込)
  • 毎月 15日・30日
  • HTML形式