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中国「コロナ」で孤立、米国も感染者1000人超、リスク忌避で「米中分断論」

勝又壽良の経済時評
  • 2020/03/12
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責任回避で墓穴掘る中国 武漢ウイルス米へ延焼 世界感染症の危険国要因 チャイナ・リスクを防ぐ 中国の習近平国家主席は3月10日、今回の新型コロナウイルス発症地の武漢市を訪問した。道筋のマンションのベランダは事前に、警備員が配置されていた。これは、住民による習氏非難発言を封じる目的であった。副首相訪問の際は、ベランダから非難の声を浴びせられていたのだ。武漢市民は、長きにわたって封鎖状態に置かれている。不平不満が鬱積して当然であろう。 国際社会での中国批判も厳しいものがある。WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長が、一貫して「中国擁護」発言を続けているからだ。先のWHO事務局会議では、タイ代表が痛烈な事務局長批判を展開し、「次回WHO会議を北京で開こう」と嫌みたっぷりの演説をした。インド代表が二度も同調する笑い声を出すほどで、すっかり事務局長は信頼を失っている。

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  • 勝又壽良の経済時評
  • 経済記者30年と大学教授17年の経験を生かして、内外の経済問題について取り上げる。2010年からブログを毎日、書き続けてきた。この間、著書も数冊出版している。今後も、この姿勢を続ける。
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