責任回避で墓穴掘る中国
武漢ウイルス米へ延焼
世界感染症の危険国要因
チャイナ・リスクを防ぐ
中国の習近平国家主席は3月10日、今回の新型コロナウイルス発症地の武漢市を訪問した。道筋のマンションのベランダは事前に、警備員が配置されていた。これは、住民による習氏非難発言を封じる目的であった。副首相訪問の際は、ベランダから非難の声を浴びせられていたのだ。武漢市民は、長きにわたって封鎖状態に置かれている。不平不満が鬱積して当然であろう。
国際社会での中国批判も厳しいものがある。WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長が、一貫して「中国擁護」発言を続けているからだ。先のWHO事務局会議では、タイ代表が痛烈な事務局長批判を展開し、「次回WHO会議を北京で開こう」と嫌みたっぷりの演説をした。インド代表が二度も同調する笑い声を出すほどで、すっかり事務局長は信頼を失っている。
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