桜蕊降る一生が見えてきて
 東京は3/25に花が開きましたが、越後湯沢ではゴールデンウィークに満開となりました。

ただそれも、駅周辺。苗場山の方は未だ未だだと思います。
(面倒なので見に行ってません。だって車で40分かかるんです。
同じ町とは思えない。。。)

さて、今日はちょっと寂しいというか、円熟期の句です。
(勿論、私の句ではない)

華やかな時期は終わっています。

40代の人は未だこの心境にはならないでしょう。

「桜蕊降る」は寂しい季語です。

初花から七分咲になって散り始め、

そして満開。

「落花しきり」なるときも過ぎてしまい、

今は残った蕊までが降っている。

このあと「花は葉に」となるわけです。

そういう意味では、最後のエネルギーを振り絞っているという感じでしょうか。

それが美しく見えるかどうかは人それぞれ。


桜蕊降る一生が見えてきて

良い人生だったとしても「浪速の事は夢のまた夢」と振り返っているような気がします。


季語は「桜蕊降る」 春です。




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